なかなか治らないテニス肘の原因は

テニス肘とは、『上腕骨外側上顆炎』と言い、テニスをしているしていないに関係なく起こる疾患です。

細かく分類すると外側上顆炎はバックハンドテニス肘、内側上顆炎はフォアハンドテニス肘に分けられますが、外側上顆炎をテニス肘と言うのが一般的です。

発症原因は、その名の通りテニスをプレーするなどラケットを使用するスポーツを行う、重い物を持ち続ける、急激な腕の使い過ぎなどで肘外側の骨の出っ張り付近に痛みが起こる疾患です。

主な症状としては、雑巾などを絞る動作、手首を反らす動作で強い痛みが出ますが、安静にすると大きく痛むことはありません。

下の図の3種類の「伸筋」のくっついているところが外側上顆という骨の出っ張りです。

テニス肘

実はこのテニス肘は、肘から先の腕に過度の負担が掛かって発症するのですが、中々良くならなかったり、何度も発症し慢性化する場合、動きの根源である 体幹筋の機能不全 が原因であると言われています。

体幹筋の機能不全は、体幹筋が衰えたり、不良姿勢によってもたらされます。

また、体幹に近い関節(肩甲骨、肩、背中、胸郭)の動きが悪くなったり、筋肉が固まったり、伸ばされ過ぎたりする場合でも動作に影響が出ます。

テニス肘 体幹

動きの根源となる動力は本来体幹から生じますが、体幹の機能不全の場合肩などの関節が代償します。

よって肩が動力を発生することになるため、肘や手首の関節周囲の筋肉が伸び過ぎたり縮み過ぎたりが同時に起こります。

体幹から離れるほど伸び縮みの傾向が強くなるため、肘関節に炎症を起こしやすいと考えられています。

患部を治療しても中々症状が改善しない場合は、この体幹筋に原因があるかもしれません。

視点を変えて体幹、肩甲骨周りの可動域を確保するために、セルフストレッチを是非お試しください。

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