運動器系体表解剖セミナーB ②-1

先月に引き続き11月24日(土)、25日(日)の二日間、運動器系体表解剖セミナー
B-②に出席しました。

今回のお題は腹部と下腿です。

11月25日(土)

一日目は腹部の投影です。

まずは指標となる骨を投影します。

胸骨の上端・角・下端、第5、9、10、11肋骨、肋骨弓、腸骨稜前半、後半、第12肋骨を投影。

続いて『腹直筋』と『錐体筋』を投影。

『腹直筋』は第5肋骨の中央から臍(へそ)までの線を想定し、想定線から恥骨結節を結ぶ線を想定し、筋を収縮しながら外側縁を確認して行きます。

内側縁は第5肋骨から恥骨結節までの高さの正中線に指を置き確認。

その後「シックスパック」を浮き上がらせる『腱画』を投影。

「シックスパック」と言いながら、『腱画』の数や長さには個体差がかなりあり、必ずしも「シックスパック」とはならないようです。

『錐体筋』の外側上縁を触察のみ。

続いては『腰方形筋』『外腹斜筋』の投影です。

『腰方形筋』は深層にある筋肉ですので、皮下で触察できる部分は限られてきます。

骨盤の中央部を通る線と第12肋骨との交点を確認。

上後腸骨棘の後端と上前腸骨棘の前端との中点を確認。

両点を結んで想定線に指を置き触察。

『外腹斜筋』は筋腹の輪郭を、内側縁、上縁、後上縁、後縁、下縁の5縁に分けて触察します。

下縁は腸骨稜上縁の位置とほぼ一緒。

内側は鎖骨中線と肋骨弓が交わる部位のすぐ尾方に指を後方圧迫し外側へ移動しながら触察。

後上縁は鎖骨中線と第5肋骨との交点から1横指外側、腋窩線と第9肋骨との交点の両点を結び、弧状の線を想定する。

腹臥位になり、半側骨盤幅の中央と第12肋骨との交点を確認し触察、投影。

後縁は半側骨盤幅の中央と第12肋骨との交点を確認。

腸骨稜上で上後腸骨棘の後端と上前腸骨棘の前端との中点を確認し両点を結ぶ線を想定し触察、投影。

続いては『内腹斜筋』『腹横筋』の投影です。

『内腹斜筋』は『外腹斜筋』の内側縁から1横指内側に指を置き、後方へ圧迫しながら外側に移動。

相手に息を吐きながらお腹をへこませてもらいながら触察します。

『腹横筋』は上前腸骨棘の高さで、内腹斜筋の内側縁と上前腸骨棘との中央部に指を置き後方へ圧迫しながら外側方へ移動。

両筋の後縁は『外腹斜筋』と同じ位置である。

一日目の最後は『腸骨筋』『大腰筋』です。

これに『小腰筋』を加えると『腸腰筋』と言う筋群になるのですが、この『小腰筋』はおよそ5~60%の人が欠損しており、実際は『腸骨筋』『大腰筋』の2筋で『腸腰筋』という方が多いということになります。

『腸骨筋』『大腰筋』はインナーマッスルとして有名な筋肉です。

その名の通り深層に位置するので皮下で触察できる部分が限られています。

『大腰筋』は、上前腸骨棘と恥骨結節との中点と臍を結ぶ線を想定し内側縁を確認、胸骨体の下端を結ぶ線を想定し外側縁を確認します。

『腸骨筋』は上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ線の外側二分の一に指を置き、指を内外側へ移動する。

上前腸骨棘と腸骨稜を確認し、内側方の部位に手根部を置き、後外側尾方へ圧迫し起始部を確認。

停止部分は『腸骨筋』の鼡径部付近の筋腹の内側縁をたどり確認。

これで一日目は終了。

セミナー終了後は希望者が集って、講師の先生達も混ざって懇親会。

他業種の先生達の色々なお話しが聞けて有意義な時間を過ごすことができました。

二日目は後日アップします。

体表解剖セミナー

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