筋・筋膜性腰痛

筋膜性腰痛

筋・筋膜性腰痛とは  

腰の筋肉の過剰な緊張や、筋膜の損傷によって起こる腰痛。

一般的な腰痛の約80%を占めるといわれており、急激に起こる筋・筋膜性腰痛は俗に『ギックリ腰』と言われています。

原因

筋疲労や姿勢異常によって起こります。

ヘルニア、変性腰椎症、腰椎分離症、すべり症、骨粗鬆症などの原疾患があり、二次的に筋・筋膜性腰痛を起こしている例も多くみられます。

最近では、慢性の筋・筋膜性腰痛の原因は『ファシア』という結合組織の癒着が原因ではないかとも言われています。

症状

炎症、損傷している部位によって違いはあるが、多くは前かがみ(前屈)時に痛みをかんじることが多い。

急性の場合は発症してから3~4日で痛みが軽減し、その後1週間~2週間で回復します。

それでも回復しない場合はその他の原因がある可能性があります。


腰部椎間板ヘルニア

腰椎ヘルニア

腰部椎間板ヘルニアとは  

腰の骨と骨の間にある椎間板が変性して飛び出している状態を言います。
腰椎ヘルニアのおよそ70%の方は無症状だという見解もあります。

原因

何らかの衝撃や荷重が断続的に加わると椎体が変性して突出し、ヘルニアを発症します。

症状

ヘルニアは、腰骨の4番目、5番目、仙骨部に多く起こります。

一般的には左右どちからに症状が偏り、その部位の神経根が圧迫されると、その神経領域に痛み、シビレ、運動障害、知覚障害などが起こります。

ヘルニアが馬尾神経を圧迫すると、足の麻痺や膀胱直腸障害を生じることもあります。


腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは  

脊髄の通る脊柱管の変性により起こる病気です。

加齢による変化として生じることが多く、中年以降に多く発症します。

原因

加齢による骨の変形、椎間板が膨らむ、脊柱管にある黄色靱帯が厚くなることによって脊柱管が狭くなり(狭窄)神経が圧迫され、血流が低下します。

重い物を持つ、先天的に脊柱管が狭いなどによっても引き起こります。

腰部脊柱管狭窄症

症状

特徴的なのは、歩行と休憩を繰り返さないと歩けない間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。

圧迫を受ける脊髄や神経の領域に関連する症状がでます。

特に足のシビレや痛みを感じることが多く、腰の重だるさ、張り感などが現れることもあります。


腰椎分離症・すべり症

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腰椎分離症・すべり症とは  

過度の運動や腰をひねる動きの負担によって、腰椎の後ろの部分が疲労骨折(分離)する病気。

腰椎が分離してすべりを起こすと分離すべり症と言います。

原因

運動に関連して発症するケースが多く、主に10代の成長期でスポーツをする子供に多い病気です。

ジャンプや腰を捻る運動を繰り返すことで腰椎の椎弓に疲労骨折が生して引き起こされます。

分離を起こす場所は5つある腰椎の内、第5腰椎に好発します。

症状

多くは腰痛がきっかけで発見されます。腰痛自体は誰にでも起こり得ますが、腰椎分離症は体勢によって症状が変動するのが特徴です。

神経を保護している椎弓の一部分が分離するため、上体を反らすと痛みを感じることが多くみられます。

分離症を長期間治療せず放置するとすべり症を引き起こし、馬尾神経や神経根を圧迫するとシビレが発症します。


骨粗鬆症

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骨粗鬆症とは  

骨の強度が低下してもろくなり、骨折を起こしやすくなる病気です。

加齢やエストロゲンの低下により発症するため、閉経後の女性に好発します。

骨粗鬆症には全体の90%を占める『原発性』と、二次的に起こる『続発性』があります。

原因

原発性の場合は閉経や加齢による女性ホルモンの一種エストロゲンの欠乏、加齢に伴うビタミンDの欠乏や副甲状腺ホルモンの働きの変化、運動不足が三大要因と考えられています。

その為骨形成が追いつかなくなり、骨を破壊する方向へと向かいます。

また、無理なダイエットによる栄養不足や偏りによるものや、遺伝的要因も関わっていることが解っています。

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症状

自覚症状がほとんど無く、わずかな衝撃で骨折してしまいます。

よって脊椎の椎体が圧迫骨折を引き起こすと背骨が変形して不良姿勢になり、腰痛など様々な痛みや不調を発症し易くなります。


変形性腰椎症

変形性腰椎症

変形性腰椎症とは  

主に加齢による椎間板や腰椎の変化のことで、生理現象の一つです。

変形腰椎症が進行すると腰痛や足のシビレ、排尿障害などの神経神経症状を発症します。

変性が高じて脊柱管を狭くすれば『脊柱管狭窄症』、椎間板だけが傷んで痛みが出る場合は『椎間板症』、椎間板が突出すれば『腰椎ヘルニア』と言います。

原因

椎間板が様々な外力を受けて加齢と共に徐々に劣化していき、弾力を失いクッションとしての役目を果たせなくなってきます。

椎体が刺激を受けると骨棘(骨組織がトゲ状に変形)が形成されますが、これは加齢と共にほぼ全ての方に起こる生理現象で、必ずしも症状を起こす物ではありません。

これらの変化が脊柱管や脊髄に起こると脊柱管狭窄症や馬尾神経領域に様々な症状を引き起こします。

症状

腰痛、腰の重だるさ、張り感が現れますが、脊柱管狭窄症を呈していれば足のシビレや痛みを伴います。

坐骨神経を圧迫していれば太ももの裏側からふくらはぎ、すねにかけて痛み、シビレ、感覚麻痺などが起こります。


◇関連症状◇

坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは  

坐骨神経に沿ってお尻から脚に掛けて痛みが発症する総称です。

坐骨神経は症状名であり、それが単独で発生することは無く、必ず原因があり発症します。

原因

第1に脊椎疾患(脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニア、変形性腰椎症)があり、坐骨神経を圧迫することで症状が起こります。

臀部にある梨状筋が硬くなり、坐骨神経を圧迫すると同様の症状が起こります。

梨状筋の圧迫が原因の場合は『梨状筋症候群』と言います。

その他、閉塞性動脈硬化症、閉塞性血栓血管炎などの血管性病変、骨盤内腫瘍や脊髄腫瘍などの腫瘍性病変でも発症します。

坐骨神経痛

症状

脊柱管狭窄症由来の坐骨神経痛であれば、長時間立っていたり長時間の歩行で痛みが増強し、とくに間歇性跛行が見られます。

腰椎ヘルニアの場合は神経圧迫部位によりますが、最も多い第4腰椎と第5腰椎のヘルニアの場合ふくらはぎの外側や親指に痛み、シビレが生じます。

その次に多い第5腰椎と第1仙椎ではふくらはぎの裏側から足底、小指に痛みシビレが出ます。

両方出ることは珍しく、左右どちらかに発症することが一般的です。

長時間の神経圧迫が続くと、膀胱直腸障害を呈することがあります。


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