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慢性痛・急性痛など
首・肩・上肢の症状の主な原因には、筋肉の血行不良、頚椎の異常、肩関節・肩関節周囲の筋肉などに問題がある場合が考えられます。
筋肉の血行不良の場合はこりを感じることが多く、こりがひどくなると局所の痛みや頭痛(緊張型頭痛)などを伴います。
頚椎に問題がある場合は、首肩のコリ感痛み、上肢(腕や指など)に感覚障害(痺れなど)が起こることがあります。
肩関節の場合は動作制限、動作痛、夜間痛など痛みを伴うことが多くみられます。
頚部は重い頭部を直接支えている部位ですので、日常の姿勢や体勢などによって大きく症状が左右されます。
一方肩関節の問題は加齢(五十肩など)、オーバーユーズ、怪我などが起因していることが多く見受けられます。
一般的に肩こりは症状名の一つで病名ではありません。
そのほとんどは首の後ろから背中(肩甲骨の間)にかけて発症します。
鎖骨から上は解剖学的に頚部にあたり、『首こり』と言っても過言ではありません。
首や背中の筋肉の緊張状態が続くような体勢での作業、姿勢不良、精神的なストレス、運動不足、なで肩、長時間の同一姿勢、ショルダーバッグ、冷房での冷えなどがあり、そのほとんどが血流の滞りによるものです
後頭部から肩甲骨にかけての筋肉のこり、張り感、痛みが起こり、重症になると頭痛や吐き気を伴うこともあります。
肩こりに関係する筋肉は色々ありますが、主に僧帽筋、肩甲挙筋、頭板状筋などが原因筋と言われています。
正式病名は『肩関節周囲炎』と言い、50代に多く発症することから俗に『五十肩』と呼ばれています。
狭義の五十肩は関節包や滑液包の炎症を指しますが、広義では肩関節の石灰沈着、腱板断裂、上腕二頭筋長頭炎、肩関節に付着する靱帯の炎症なども含まれることがあります
中年以降、特に50代に多く見られます。
加齢による肩関節を構成する骨、軟骨、靱帯、腱の老化により肩関節周囲に炎症が起こると考えられています。
関節包や滑液包に癒着が起こると動きが悪くなります。(拘縮・凍結肩)
一般的には結髪動作(髪の毛を結う)、結帯動作(後ろで帯を結ぶ)が不可または痛みを伴います。
上着を着る動作の時に強い痛みを感じる方が多く見られます。
また、就寝時に痛み(夜間痛)があることも特徴です。
頚椎椎間板ヘルニアとは、首の骨と骨の間にある椎間板が変性して飛び出している状態を言い、30~50代に多く見られます。
飛び出した椎間板が神経などを圧迫することでシビレ等の症状が起こります。
頚椎神経根症は、中年から高齢者に多く発症し、肩から腕へ痛みが生じ、腕や手指のシビレが起こることもあります。
痛みの程度は軽度から重度まで状態によって異なります。
うがいや上方を見るなど、頭を後に反らせると症状が強く出るのが特徴です。
外側上顆炎とは、前腕伸筋群が付着する肘の外側にある上腕骨外側上顆に痛みが起こる疾患です。
テニス選手に発症することが多いことから別名『テニス肘』とも言われます。
物を持ち上げたり、捻ったりする動作を繰り返すことが原因。
テニス、ゴルフなどをプレーする方に多く見られるが、一般的な主婦などにも多く発症している。
前腕伸筋群の内で主に短橈側手根伸筋が付着する部位で障害を受けることが多い。
加齢によって腱が痛んで発症すると考えられているが、原因はまだ十分解っていません。
ある一定の動作で外側上顆周辺に痛みが起こります。
タオルなどを絞る、物を持つ動作などで痛みが起こりますが、安静にしている(筋肉を使っていない)と殆ど痛みを感じることはありません。
手首の内側にある「手根管」という狭いトンネルで、正中神経が圧迫されることで起こる症状。
指のしびれや痛み、手の使いづらさが現れ、特に女性や手をよく使う人に多い疾患です。
手の使いすぎ(家事・パソコン・スマホ・細かい作業)
手首の腫れや炎症(腱鞘炎から移行することも)
更年期・妊娠・出産などのホルモン変動
仕事やスポーツでの手首の酷使
冷え・血行不良
透析・糖尿病などの既往
親指~薬指のしびれ・ピリピリ感
朝方の手のこわばり
物を落としやすい(感覚低下・握力低下)
親指の付け根の痛みや筋萎縮
手を振ると少し楽になる「シェイクサイン」
手首を曲げる姿勢で悪化しやすい(睡眠中・家事中)
腱鞘炎とは、なんらかの理由で腱鞘に痛みや通過障害を起こす状態を言います。
発症しやすい部位は手首や指で、それぞれドケルバン病やバネ指と呼ばれます。
◎腱鞘の質の変化
腱鞘が肥厚したり、硬くなること。
加齢や糖尿病によっても変化することがあります。
◎手指の使いすぎ
パソコンを多く使う、多く書き物をするなどで手首や指に負担が掛かり発症します。
親指を無理な形で使い過ぎると、親指側の腱と腱鞘に炎症が起こる状態がドケルバン病、キーボードを打つ、楽器を演奏する、ものを書くなどの動作に関連してバネ指が発症します。
◎ドケルバン病
手を広げる、親指を動かす、例えば物を掴む、ペットボトルを開けるなどの動作で痛みを感じます。
◎バネ指
指の動きがスムーズにならず、引っ掛かりを感じるようになる状態をバネ現象と言い、症状が進行すると指を十分に動かせなくこともある。
腱鞘炎は朝方に悪化する傾向にあり、就寝中に身体が浮腫やすくなることが悪化原因と言われています。
首・肩・上肢に関連する症状
緊張型頭痛とは首から肩、後頭部周辺の筋肉が収縮して血流が滞ることで、溜まってしまった老廃物が神経を刺激して起こる頭痛。
原因疾患のない頭痛(一次性頭痛)に分類され、もっとも多い頭痛である。
ストレスや姿勢の異常、頭頚部の筋肉の酷使などによって、頭頚部の筋肉が凝った状態となり、筋肉が放出する発痛物質によって頭痛が生じると考えられています。
頭全体が締めつけられるように痛み、一定の痛みが長時間続く。
目の疲れ、肩こりや首のこりを伴うことがあるが、体を動かすことで痛みが軽くなる。
胸郭出口症候群とは、腕、肩甲帯、胸の運動や感覚を支配する『腕神経叢』が絞めつけや圧迫を受けて血行障害、神経障害などが起こる病気です。
絞めつけや圧迫を受ける部位により斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群と呼ばれ、これらの総称を胸郭出口症候群と呼ぶ。
①斜角筋症候群
前斜角筋と中斜角筋との間
②肋鎖骨症候群
鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙
③小胸筋症候群
小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走る腕神経叢と鎖骨下動脈を絞めつけ圧迫されることが原因。
神経障害と血流障害に基づく腕の痛み、シビレ、頚肩腕痛(けいけんわんつう)を生じ、主に腕を上げる動作(電車のつり革を掴む、洗濯物を干す)で肩、腕、肩甲骨周囲に発症します。
また、ビリビリした感覚障害、握力の低下などの症状が起こることがあります。
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