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鍼灸は東洋医学の治療法のひとつで約2千年の歴史があると言われており、現在日本で主に行なわれている「管鍼法」は江戸時代に日本で確立された鍼術です。
最近ではNHKでも東洋医学や鍼灸を取り上げる番組が増えているものの、まだまだ一般の方の認識不足は否めないのが現状です。
その証拠に、鍼灸受領率(鍼を受けたことがある率)は長年5%前後を推移しており、鍼灸のポテンシャルからいうとかなり低い数字であると思います。
そんな現状において、鍼灸には何となく興味はあるけど一歩を踏み出せない皆さんに少しでも鍼灸の魅力が伝わればという思いで解説させて頂きます。
鍼灸の主な効果は、『鎮痛』、『血流改善』、『自律神経調整』です。
鍼の刺激は、温痛覚という知覚神経を介して脊髄を上昇し、自律神経の中枢「視床下部」を通り、大脳皮質に到達すると「痛み」として認識します。
脳が痛み刺激を感じると鎮痛物質を放出します(鎮痛)
鍼が刺さっている周囲の血管が反射的に広がります(血流改善)
視床下部は自律神経系の中枢で、体温調節、血圧・心拍数などの調節、内分泌ホルモンの調節など恒常性機能が活性化します(自律神経調整)
その他にも『本能行動・情動行動の調節』『免疫細胞の増加・活性化』等の働きもあります。
従って、慢性痛、コリ症状などや不眠、婦人科系など幅広い症状やお悩みに対応出来るのが鍼灸施術です。
『鍼はクセになるんですよね?』とよく聞かれることがありますが、
私の答えは『No』です。
『クセ』の意味合いがどういう物なのかによりますが、「鍼を受けると今後鍼を受け続けなければいけない状態になるよ」というネガティブな『クセ』なのか、いわゆる「はまる」と言うポジティブな『クセ』なのかは解りませんが、質問される方の多くはネガティブな要素で捉えていることが多いと感じてます。
鍼を受け続けると、気持ちの慣れや鍼刺激に対する慣れが生ずると思いますし、ご自身の身体の好不調の気付きが早くなるので、「そろそろ鍼しなくちゃ」という感覚になる方も多くいらっしゃいます。もし『クセ』になるとすれば、それはポジティブな『クセ』であると考えます。
一生鍼を受け続けなければいけない身体になることはありませんのでご安心ください。
新型コロナウイルスに感染後、後遺症に悩まれる方が多くおられます。
訴える症状の多くは倦怠感、気分の落ち込み、思考力低下、頭痛、息苦しさ、不眠傾向、動悸など枚挙にいとまがありません。
確立した治療法が無い現状、不定愁訴が多いことから、コロナ後遺症に対する鍼灸の効果が期待されています。
鍼灸は自律神経を調整する作用に長けており、元来不定愁訴に効果を発揮している療法の一つです。
当院でもコロナ後遺症への鍼灸施術例が数件あり、一定の効果が出ていると実感しております。
病院での治療を中心にいくつかの療法を試してみる価値がある中で、鍼灸を選択肢に入れて頂くのはいかがでしょうか?
鍼は『100人100術』とも言われ、様々な流派、院の考え方、業態(鍼灸接骨院、鍼灸マッサージ院etc)によって多様な療法、施術方法が存在します。
しかしながら、どの鍼灸療法を選択したとしても、施術効果を最大限に発揮するには、『患者さんが何を求めているか』を理解する必要があり、その要求を満たすには正しい知識と再現性の高い技術が必要だと考えております。
当院の詳しい施術内容は、全身鍼灸・部分鍼灸のページに掲載しておりますので、是非ご覧になってください。
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