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必要なポイントの内、①質の良い卵子を育てる事、②良い子宮環境を作る事、が鍼灸で期待できることであると考えます。
鍼灸を身体に施すと、その刺激は『温痛覚』と言う感覚神経を伝って脊髄を上行し、自律神経の中枢である『視床下部』を通り、大脳皮質に達し《痛み》として認識します。
その『視床下部』が刺激を受けると、自律神経を介して卵巣や子宮など各臓器が正常に機能するように調整を行ないます。
視床下部の重要な働きの一つに『ホルモン調整』があります。
多くのホルモンは視床下部から下垂体に向けて『ホルモンの放出を促すホルモン』が分泌され、その刺激を受けて『性腺刺激ホルモン』などの各種ホルモンが放出されます。
その内『性腺刺激ホルモン』のFSH(卵胞刺激ホルモン)は女性の卵胞の発育、エストロゲンの分泌を促進、男性ではテストステロン(男性ホルモン)と強調して精子を形成します
LH(黄体化ホルモン)は女性の卵胞の発育、排卵、高温期の維持、妊娠の維持に関わります。男性では精巣へテストステロンの分泌を促します。
これらホルモンのバランスは妊娠の達成・維持にとても重要であり、バランスが崩れると妊娠しにくい状態になるだけではなく、健康状態に悪影響を与えることも少なくありません。
鍼灸を身体に施すと、施術部位の血管が反射的に広がります。
前述の自律神経の作用によって血圧の変化も起こり、全身への血液循環が促されます。
血液は身体の各部位へ酸素・栄養・ホルモンなどを届ける、体温を一定に保つ、病原体から身体を守るなどの役割がありますので、各臓器が正常に機能するには血液の供給が重要になります。
鍼灸では特定の部位を刺激して子宮や卵巣へ供給される血流を促進する施術を行ない、卵胞の発育や子宮環境が正常になるよう働き掛けます。
妊娠が成立するには、質の良い卵子と精子が必要になります。
卵子の成長過程は、原始卵胞、一次卵胞、二次卵胞、前胞状卵胞、初期胞状卵胞、胞状卵胞に分類されます。
二次卵胞から排卵するまで約90日の期間を要し、その期間が卵子の発育に重要だと言われています。
二次卵胞から排卵までの期間が約90日と考えると、可能であれば鍼灸施術を開始してから3ヶ月から6ヶ月の間、1週間から2週間に1回のペースで施術を受けられるのが理想です。
また、お灸などのセルフケアも同時に行なって頂くと更に効果的だと考えます。
人間の細胞の内約9割は3ヶ月で変わると言われています。
胚移植の直前だけ鍼灸を受けるだけでも悪くはありませんが、『ローマは1日にして成らず』の言葉のように、良質の卵を育てるには日々の体調管理を継続する事が良い結果に結びつくと考えます。
良い環境で着床するということは、子宮内膜が基準以上の厚さ(7㎜~8㎜以上)があることが重要になります。
子宮内膜が正常の厚さになるためにはホルモンの状態、血液供給の状態などが重要になってきます。
鍼灸では、子宮動脈の抵抗が減少する(血流が良くなる)部位に鍼施術を行ない、子宮動脈の血流促進、ホルモン機能の正常化、受精卵が着床しやすい子宮内環境作りを目指します。
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